今回は釣りを始めたいけど竿を買うのに迷っている方もいますよね。最初は釣りたい魚もよくわからなくて、竿もいろんな種類があってどれを選べばいいかわからない。興味のある竿を全部なんて買えるわけないしなー。できれば1本の竿でいろんな魚を釣れたらなぁなんて初心者の頃は思ったりしますよね?筆者もそうでした。
今回はそんな思いにこたえていきたいと思います!
いろんな魚を釣りたいひとはこのどちらかがおすすめ!
1.柔らかめのシーバスロッド
シーバスロッドとは
シーバスロッドを語るにはまず、「シーバス」とは何かを語らねばなりません。シーバスとはスズキ科スズキ目の魚で、その大きさによって大きさが変わる出世魚のことを言います。関東ではセイゴ→フッコ→スズキとなり、関西ではセイゴ→ハネ→スズキと名前が変わります。海のスズキは美味でムニエルなどにするとおいしいです。シーバスは河口や湾内、サーフなどいろんなところに生息しています。
シーバスロッドはシーバスの生息地やサイズが幅広いため長さや硬さにもバリエーションが多いのが特徴です。その中でも筆者はロッドの固さがML(ミディアムライト)がおすすめです。ではこの竿を使ってどんな釣りができるのかと主にどんな魚が釣れるのかを紹介します。
どうでしょうか、ざっとこんな感じですが、使おうと思えばもっといろんな釣りに使えることもあると思います。いかにシーバスロッドが万能であるかを感じることができるでしょう。
2.柔らかめのエギングロッド
エギングロッドを語るのにもまずは「エギング」とは何かを語らねばなりません。エギングは昔の日本で使用されていた餌木(エギ)と呼ばれる漁具を用いて釣る釣りであるため「エギ+ing」でエギングと言われます。釣り業界では魚の名前や道具に+ingを付けて釣り名とすることが多いです。例:ジギング(ジグ+ing)メバリング(メバル+ing)など。エギングはイカを狙った釣り方です。主にアオリイカを狙いますがほかのヤリイカやスルメイカなんかも釣れます。筆者のおすすめはエギングロッドのM~ML(ミディアム・ミディアムライト)をおすすめしています。ではこの竿を使ってどんな釣りができるのかと主にどんな魚が釣れるのかを紹介します。
という具合です。先ほどのシーバスロッドに比べてライトな釣りに手を出せるというのがエギングロッドの魅力ですね。
結局どっちがいいの?
筆者的には悩みますが1位はシーバスロッド2位がエギングロッドです。なぜかといいますとライトな釣りになるほど繊細な釣りが多く、エギングロッドでもできる釣りではありますが、特にメバリングやアジングなんかは専用ロッドには勝てないんじゃないかと個人的には思っております。
注意点
ロッドの硬さの種類には
UK(ウルトラライト)→L(ライト)→ML(ミディアムライト)→M(ミディアム)→MH(ミディアムヘビー)→H(ヘビー)→XH(エクストラヘビー)というものがあります。必ず竿には竿の名前の後にこのような表記がされているので竿を選ぶときは注意してくださいね。
上記2点の竿でいろいろな魚が釣れると紹介しました。これだけを見ると「それならほかの竿なんて買う必要なくないですか?」と思う方もいるかもしれません。ですがいろいろな釣りをしてきた筆者が感じることは専用ロッドには勝てない。ということです。それはそのはずです、釣り具メーカーの方々がそのロッドを作るために何日もかけて試行錯誤し、心血注いでできた努力がたった1本の竿に納まるのだとしたら釣り人全員がそのロッドを血眼になって買うはずです。
筆者がおすすめした竿は次の興味ある釣りへの糸口を広げる手段として使ってみてください。もちろんシーバスロッドならシーバス釣り、エギングロッドならイカ釣りの専用ロッドなのですからそれらの釣りにはめっぽう強いのでそのまま使っていいと思います。しかし、細かい話ではありますが釣果を伸ばすためには、使用するルアーの重さやその場所で釣れる魚のサイズに合わせて竿を変える必要があります。上記2点の竿で興味のある釣りが見つかった場合はしばらくその竿で釣りをしてから専用ロッドを買ってみることをおすすめします。専用ロッドってすごいな!と思うはずです。
安価でおすすめの汎用シーバスロッド
1.DAIWA シーバスハンターX 93ML
DAIWA独自のブレーディングXという技術を採用しているため安価ながらもねじれに強く、魚とのファイトの際やキャスト時にパワーを効率よく使用できるようになっています。
筆者も実際にこの竿でシーバスを釣り上げていますし、ちょい投げ釣りでシロギスを一回の釣行で90匹以上釣り上げたこともある信頼のおける竿です。
仕様詳細:ブランク:HVFカーボン+ブレーディングX
ガイド:Kガイド
シート:ダイワオリジナルのオーバルリールシート
2.Major Craft ソルパラ SPX-902ML
ソルパラは特にキャストフィールや操作性をこだわり、中上級者から初心者や力の弱い女性や子供も使えるように調整しているとのことです。
SPX-902MLは港やから河口部にまで幅広く対応しているオールラウンダーな竿になっています。かなり安価な部類な竿なのですが問題なく釣りに使用でき、初めての1本としてもオススメです。実際に持っている方もかなり多いと思います。このモデルはルアーだとミノープラグからメタルバイブやメタルジグなど様々な使い方もできますし、もちろんちょい投げなんかも余裕でできます。
安価な竿は釣にはまっていくと竿が増えてくるのですが、まだ釣りをしたことがない初心者や置き竿で使用するときなど多少扱いが雑になってしまうことが予想される場合でも高価な竿を使用するときに感じる不安が圧倒的に減るので出番が多いという意味でもおすすめです。
安価でおすすめの汎用エギングロッド
1.DAIWA リバティクラブエギング 832ML
この竿はエギングをまずメインに始めてみたい!けれどもいろんな釣りにもチャレンジしてみたい!という方にお勧めの竿です。Mクラスの固さのロッドであれば最高3.5号までのエギを使用することができ大体目安ではありますが、大体20gのメタルジグくらいまでなら使用することができます。メタルジグを使用する際は高切れを防ぐためにエギを使うときに比べて少しだけリーダーを太くすることをおすすめします。
2.Major Craft「三代目」クロステージ エギング 832E
秋イカに限らず、年中活躍するオールラウンダーとして人気のモデルです。MajorCraft公式でも初めてのエギングロッドにもオススメですと書いているモデルです。筆者もこのモデルで秋イカを数々釣り上げています。8gくらいのバレットシンカーを使用してテキサスリグで根魚を釣ったこともあります。5gくらいのジグヘッドでメバリングをしてみたこともありました。(メバリングはアタリがとりにくいので結構難しかったですが笑)この竿も安価でいろんな釣りに使用できるのでおすすめです。
まとめ
- おすすめはシーバスロッド(ML)とエギングロッド(M~ML)
- 興味がある釣りができたら専用ロッドもいいかも
ということですね。釣りの可能性は無限です。この竿じゃなきゃ釣れないなんて言うつもりはありません。思ってもみない魚が予想外のタックルでかかることなんていくらでもあります。ただその釣果に近づくための近道として専用ロッドがあるのです。この釣りが楽しい!と思える釣りが見つけられるようにまずはこの記事で上げた竿を使ってみてください。きっと好きな釣りが見つかると思います。
今日はこのへんで!
コメント